ブログ建築家の休日
         

 


〜美しさと調和〜

私の恩師である、降幡廣信氏 (降幡建築設計事務所代表)は
常々、所員に
“住まいにおける美しさを考える様”
話されておりました。

住まいにおける美しさとは
外観や内部空間・素材・作り手の気持ち・
そこに暮らす方の動き勝手・調度品・器・掃除など多岐に渡ります。

その中で、一番大切なポイントは
調和であるとおっしゃっておられました。

住まいが建つ場所の気候や風土・歴史との調和、 経済(予算)との
調和住まいを構成する素材や技術との調和、
そして何よりも
そこに暮らす方(建築主)との
調和を考えねばならないという事でした。



 
 
 
1、民家の再生

日本の住まいは、
有史以来豊富な森林資源を背景に木造で作られてきました。
その集大成とも言うべき日本民家には様々な 宝が含まれております。
その宝をただ、古いからと解体せず現代の暮らしに 生かしていく取り組みが民家の再生です。
降幡建築設計事務所時代より、師の教えを受け継ぎ私達の仕事の大きな柱となっております。
 

2、素材・工法・技術・対話

●私達は、素材にこだわりを持っています。
元来、日本の住まいは地産、地消 (地元産の材料を地元で 消費する)で作られてきました。
経済、産業、の発展と共に見失いがちな、この言葉の意義を再考します。


●私達は、木造在来工法や伝統工芸を大切にしております。長い歴史が育んできた工法を大切に、現代の住まいづくりに生かしていこうと思います。
 


●私達は、職人の仕事にこだわります。日本の素晴らしい職人技が消えつつあります。経済を優先する余り、大量につくり出された建材に頼る住まいづくりに警鐘を鳴らし続けたいと思います。

 
●私達は、つくり手(職人)との共同作業を大切にしています。図面だけでは、表現できない部分がたくさんあります。
また、私達の考えだけでなく更に良い方法を見い出し、実践するために、つくり手との対話を通し、 理想の住まいづくりを目指しています。 


 
 
 
3、住まいの寿命

私達は、100年(3代)耐えうる住まいを目指しております。
住まいは代々、住み継がれていくことが大切です。
それは、子孫だけでなく持ち主が変わった としても、新しい住まい手に大切にされる住まいづくりを目指しております。
その為には、変更可能な間取りや、飽きのこないデザイン確かな技術や工法を選択しております。
 
4、住環境の向上

シックハウス問題など、住まいの環境汚染が社会問題になっております。
私達の提案する住まいは、自然素材と伝統工法を大切にしながら 現代の住まいに要求される様々な要素もクリアするよう考えております。
 


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